ドナー登録

ドナーになれる人

  • 年齢が20歳~55歳までの健康な人。
    20歳の誕生日から患者との相互検索をはじめ、55歳の誕生日の前日まで検索します。最後の検索日までに適合患者が見つからなければ55歳の誕生日に登録は抹消となりますが、それまでに適合患者がいた場合はコーディネートを進めていきますから、提供は55歳までお願いすることになります。
  • コーディネートの過程で骨髄提供の内容に納得いただいた人。
  • コーディネートの段階で、精密な検査をして患者との白血球の型の適合が再確認され、健康診断でもドナーになっていただくための健康条件を満たしている人。
  • コーディネートの最終段階で家族の同意を得られる人。
  • その他、ドナー登録時には登録条件に適合していても、その後輸血を受けたり海外赴任などのためにドナーをお願いできなくなることもあります。

登録して実際にドナーになる確率

登録して実際にドナーになる確率は2.4%

  • 登録してから適合患者が見つかるのは、登録者の約4割で、見つかるまでに平均で5年少々かかっています。平均ですから、登録の数週間から1ヶ月後に適合通知の来た人もいれば、10年以上たってからようやく来た人もいます。
  • ドナー登録は、55歳の誕生日に登録取消しになります。ドナーには本当に健康な人でなければなっていただけないために、ほんの軽度の成人病(生活習慣病)でも失格となり、その候補者がたいへん多いので、無駄な検査を少しでも減らすためです。現在の登録状況では、約5%の患者さんにはドナーは全く一人も見つかりませんが、95%の患者さんには平均7人のドナー候補者が見つかります。大半の患者に見つかるのは5人以下ですが、中には10人20人、それ以上の候補者が見つかる患者もいて、平均すると7人になります。
  • 1人の患者が一度にコーディネートできるのは、最大5人の候補者までです。見つかった中から、何人のどの候補者とコーディネートを進めるかは、患者の主治医が選定します。その後、コーディネートの段階で候補者全員を最後まで拘束して最後になってから決定ドナー以外の人をお断りするのは失礼でご迷惑ですから、途中で候補者を絞込みます。それも主治医が判断します。
  • ドナー登録者のなかで適合患者が見つかり、主治医に選定されてドナー候補者となるのは4割ですが、その中でドナーに決定するのは6%です。4割の6%ですから、全体から言うとドナーになれるのは登録者の2.4%です。94%のドナーになれなかった候補者のその後は、本人の健康には問題なく他の候補者に決ったのであれば、またドナープールに戻って、再び適合患者が現れるのを待っていただきます。本人の健康に問題があってドナーになっていただけなかった場合は、その段階でドナー登録取消しとなる人と、程度によってはその後一定の期間は患者との相互検索を停止しておいて、その後でまた適合患者が見つかったときに再挑戦していただく機会を残す人とがあります。

患者の骨髄移植できる確率

患者の骨髄移植できる確率は通算で37%

登録患者の9割以上にドナー候補者が見つかります。その中で半数の患者は骨髄移植に至りません。大半の理由は、せっかく見つかった候補者が医学的にドナー不適格であるためで、ほかには会社を休めないなどの理由もありますからドナーになることについての社会的な理解が必要です。
結局、骨髄移植に至ったのは、骨髄バンクができて以来の通算で37%です。ドナー登録者の増加に伴い率は上昇していますが、近年でも登録患者の半数に届いておりません。

次のかたはドナー登録をご遠慮ください

  • 病気療養中または服薬中の人(特に気管支ぜんそく、肝臓病、腎臓病、糖尿病など、慢性疾患の人)。
  • 悪性腫瘍(すなわちガン)、膠原病(たとえば慢性関節リウマチなど)、心筋梗塞、狭心症、脳卒中、悪性高熱症などの既往歴がある人。
  • 最高血圧が151以上または89以下の人、最低血圧が101以上の人。
  • 輸血を受けたことがある人、ウイルス性肝炎・梅毒など人に移る恐れがある感染症の人、貧血、血液に関わる病気の人。
  • 体重が男性45キログラム、女性40キログラム未満の人、過度の肥満の人。
  • 海外渡航による制限もあります。

次のかたは骨髄バンクにご連絡ください。

連絡先は、登録した時に手渡されたドナーカードに書かれた骨髄データセンターの電話です。
カードを無くした人は北海道骨髄データセンター(電話 011-613-6683)にお問い合わせください。

  • 転居した人
  • 結婚などで姓が変わった人
  • 輸血を受けた人。輸血の経験があると、ドナーになれないだけでなく、普通の献血もできなくなります。
  • 妊娠した人。妊娠中と出産後は骨髄液の提供はできません。3の輸血を受けた人も含め患者にぬか喜びをさせないために、必ず連絡してください。 3の輸血を受けた人は連絡をいただいた時点で登録取消しとなりますが、妊娠した人はいったん患者との相互検索を停止しておき、 育児期間などを過ぎてドナーになれる状況になったら、またご連絡ください。そうしたら検索を再開します。 医学的には出産後一年で骨髄液提供可能となります。
  • ピアス・刺青・特定地域への海外渡航にもドナーにはなれない期間が生じますので、該当する人は下記の公益財団法人日本骨髄バンクまたは全国骨髄バンク推進連絡協議会ドナーサポートダイヤルにお問い合わせください。

すべてご連絡をいただくときは、氏名のほかに「生年月日」が必要です。 変更のご連絡には新旧両方をお知らせください。

全国骨髄バンク推進連絡協議会ドナーサポートダイヤル

ドナーサポートダイヤルでは、ドナーについての疑問や不安に経験者がお答えします。

0120-892-106(フリーダイヤル)

ドナー登録の流れ

ドナー登録はわずか2ccの採血から。登録まで以下のステップで行います。

  • ドナー登録の条件をお読みになり、条件を満たしているかどうかをご確認ください。
  • ドナー登録のためには、パンフレット「チャンス!」をお読みいただくことが必要です。骨髄バンクに登録するまえに、内容をよくご理解ください。
  • 受付場所は、以下のウェブページ「北海道のドナー登録受付施設一覧」をご参照下さい。参考リンク:北海道のドナー登録受付施設一覧
  • 登録に必要な時間は10~15分です。骨髄移植のドナーについての説明のあと、腕から2ccの採血をして検査機関に送り、白血球の型(HLA型)を調べ、コンピューターに登録します。

パンフレット「チャンス」は、骨髄移植財団のウェブサイトにPDFファイルとして掲載されています。
参考リンク:「チャンス」が掲載されている骨髄移植財団のウェブページ